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From Lacock [旅]

Lacock
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引き続きコッツウォルズです。
前回のカッソル・クームの後に、レイコックという街に来ました。

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コッツウォルズの街ひとつひとつはとても小さく、一時間もあれば充分見て回れます。
ただ、街と街の間は距離があるので、車でないととても見て回れません。
バスがあるようですが日に何本も出てないので、効率良くは回れないみたい。
私は有難いことに、とっても親切なお宅にお世話になることが出来たので、
ホストファミリーが車でいろんなところに連れて行ってくれてます。

街で見つけた石鹸がとってもかわいかったです。食べられちゃいそう!

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So lovely !!

どの建物もとても古く、段々100年200年前は新しく感じてきました(笑)
流石にまだB.C.期の建物は見てないけど、それに近い建物はいくつか見ました。

この建物は梁が木で作られていて、非常に興味深かったです。

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鉄釘やペグを使ってなくて、木の釘が打ち込まれてます。
日本の大工技術は釘も打ち込まないから、やっぱり凄いですねぇ。

お話してるにゃーを発見。

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前回のカッソル・クームよりレイコックの方が大きい街で、
パブやショップがたくさんありました。
でもカッソル・クームの方が私はこじんまりして好き。

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夏になると日本人で埋まるらしいので(笑)いい時期に来ました。
この日は晴れ間も見えて、比較的暖かい日。
イギリスの天気は毎日目まぐるしいです!

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I haven't got used to English weather yet !

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From Castl Combe [旅]

Castl Combe
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先週末はカッソル・クームというところに行きました。
コッツウォルズという地域のひとつで、とっても古い建物が
たくさん残っているところです。

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特徴はこの地方で取れる石灰岩、ライムストーンLimestoneを使用して造られた
民家が立ち並んでいるところ。
この蜂蜜色の石で出来た家たちのなんてかわいいこと!

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雨樋の形も付け方もナイス。なんと大胆な付け方!

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栃木の大谷のようなところなのだと思います。
今ではあまり使われなくなってしまったけど、大谷で取れる大谷石は
昔はかなりいろんなところで使われてたみたいですね。
私の敬愛するフランク・ロイド・ライトの建築した帝国ホテルもそうだし。

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寒いのでパブでお茶を。
イギリス人が紅茶が大好きな理由が、イギリスに来てみてよくわかりました!
とにかくイギリスの冬は寒くて暗い・・・。
この日は珍しく晴れ間が見えました。


そしてどの街にも大抵、大きい教会があります。

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教会を中心に街が造られてるんでしょうね。
何百年という月日を経て地場が緩んだため、教会の柱が歪んでいます。
このカーブが素晴らしく美しい!
これは人の手では造れませんねー。

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イギリスのかわいさがたくさん詰まった街でした。

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Winter is just around the corner.

タグ:イギリス
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From Bristol [旅]

Bristol 
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私は今ブリストルのお宅でホームステイをしています。
ご飯はおいしくて(これが何より大事)、おうちの人もとっても親切で、
そしてイギリス風景はどれも愛らしく素敵です。

毎日お散歩の日々。

一番近い郵便局。
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一番近い教会。
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今は寒くなってきたのでお座布団がおいてあります。
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幸せなお散歩生活。イヒ。
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I want to live here all my life !


タグ:イギリス
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From UK [旅]

イギリスに到着しました。
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12時間のフライトを終え、空港から地下鉄で一時間ほどかけてビクトリア駅に行き、
そこからコーチ(長距離バス)で2時間半くらい行ったところのブリストルと云うところに
ただ今おります。

飛行機は窓側の方が不便だとわかっているのに、どうしてもお外が見たくて・・・。s-s-P1000247.jpgs-s-P1000248.jpg

何度見てもロシアの永久凍土上空は圧倒されます。

これはヴィクトリア・コーチ・ステーション。

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イギリス国内の主要都市はほとんどこのコーチで行けます。
1000円くらいでブリストルに行けたので、低予算旅行にはうってつけ。
長距離バスならまかせて!

とりあえず、無事に到着しております♪
See you soon.

タグ:イギリス

渡航準備 [旅]

うちのちび太郎はすっかり大きくなりました。
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先日体重を量ったらももより大きくなってました。
まる一年年が違うのにね(笑)。
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ライトが人懐こくて誰彼構わず愛想を振りまくのに比べ、
ももはますます斜に構えた猫になってきてます・・・。
やっぱり猫も人間と同じで、上を見て下のこは要領良く育つようになってるのかしら?

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スキだらけだけですよ!おちびさん!


トコロデ、わたくし来週よりしばらくヨーロッパ方面に行ってまいります。
今のところ一ヶ月イギリスで過ごし、あと一ヶ月はウィーンを中心に東ヨーロッパを周遊します。

この一年近く、猛烈に働いておりました・・・先月は結局一日も休まなかったなぁ。
でもそれもこれも、このため!

PCも連れていく予定なので、向こうから写真をアップしますね★

まず今は渡航準備をしているところです。

旅行のために購入したものたち
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とうとうPCを買ってしまった!
今お借りしているMacくんがだいぶお腹いっぱいなのか、
いつも寝てばっかりでちっとも働いてくれなくなってしまいました。
そこでついにこの連れて行く用にちびっこい、ちび太郎を購入。
FRONTIERの型落ち・アウトレット商品ですが、私には充分!
26,000円という破格商品だったため即買いしました。
ちなみに一緒に移っているELECOMのワイヤレスマウスは、父がどこからか拾ってきました。

お隣は変圧器と変換プラグ、そしてSkyp用のヘッドホン。

あと、むこうで履くルームシューズ。
靴脱がないって本当に慣れなくて。

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他に、この長旅のためにいろいろ周りの方から頂き物をしました。
特にかわいかったのがコレ。
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ジム・トンプソンのポーチ。
ジム・トンプソンはタイシルクでは有名なお店で、
タイに行くとあらゆるところでその名前を発見します。

肌触りがとってもなめらか。
しかもポーチが入っていた袋がなんだか素敵!

他にも私の大好きな珈琲やお守り、旅行中に読む本など、いろいろ。
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そしてたくさんの、言葉たち。

周りの暖かさが胸にしみます。

今までもそうであったように、また素敵な出会いがありますように!







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ガンダムノスタルジー [日常]

私がガンダムを眺めていた頃、友達の家に赤ん坊が産まれた。

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男の子が無事産まれた、と友達のお母さんがメールをくれた。
先週、まだ妊婦さんだった友達のお嫁さんと私の演奏会を聴きに来てくれた
「おばちゃん」。
いつものように軽口を叩きながら、初孫を喜ぶ顔が目に浮かんだ。

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私の演奏を聴いてぽこぽこお腹を蹴っていた赤ん坊はこの世に生を受け、
あの不思議な夫婦のもとできっと不思議に育つのだろうと、何だか不思議だ。
ぐにゃぐにゃの赤ん坊を近いうち抱けるのかと思うと、胸があたたかくなった。

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早く仲間に知らせたくて友達何人かにメールをしたら、「なんかへんなかんじ」と
返信が来た。
そう返信してきた友達は二児の母で、ばりばり働きながらばりばり子育てしている。
長男のボクはやっぱり私の演奏をお腹にいる時、聴いている。
覚えているといいなぁ、ショスタコービチの『1905年」。

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昔「オレはガンダムを造る!」と大学の精密機械科に進んだ友達も、
今は家庭を持ち学習塾を経営している。
ガンダムが公開されるニュースを見た時に、すぐその友達を思い出した。
昔は恐いものなんて何もないように見えた彼も、今では恐妻家のように見える。

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昔は毎日毎日飽きもせず一緒に遊んでいた友達だけど、今では年に一、二度会うくらい。
それでも会ってない気が全然しないのは何故だろう。
制服はスーツに替わり、カントリーマームはビールに替わっても、
替わらないものもあるのが、なんかへんなかんじ。

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現在と過去と未来を一瞬で繋いだ、ガンダム。

タイ修行 [旅]

タイ修行から帰って参りました。
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タイという国はとても魅力的でした。
今回の旅はバンコクのごく限られた地域しか行けませんでしたが、
少しばかり滞在しただけですっかり気に入ってしまいました。
あのまま1年くらい住んでも良かったなぁ。
今度は是非、アユタヤやチェンマイなどの遺跡や田舎をまわりたいと思ってます!

今回の旅の目的はタイ式マッサージの修行でした。
実はワタクシ、今年より副業?でタイ式マッサージのお仕事をしておりまして、
タイに行くことは今年の私の野望でした。

私自身マッサージをされるのが大好きで、昔はいろいろと通いつめたものです。
チェロをやっていると姿勢が悪いせいか、すぐ肩やら腰やらが痛くなるし、
一時期緊張型頭痛というものに悩まされたりしていたので、
とっても興味のあるお仕事でした。
自分で自分のマッサージは確かにある程度までしか出来ませんが、
マッサージの基本的な方法や考え方が身に付けば、きっと自分にとっていいだろうなぁ
と云う単純な発想から始めてみました(笑)。

けれど、そんな当初の思惑を遥かに越えて、このお仕事から得てる物事は大きい。
人生は想像以上に面白い、と最近実感してます。
去年はこんなお仕事をしてる自分なんて、まるで想像してなかったし。
そもそも自分の想像力なんてたいしたことないんでしょうね。
やっぱりそういうとこ、自意識過剰なんだな。

私が滞在していた場所はバンコクのスクムビット(Sukhumvit)と云う都会の中心地。
しかも日本人がたくさん駐在しているプロンポン(Phrom Phong)でした。

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食事はほとんど駅前の食堂と屋台。

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屋台DSCF0173.jpg屋台DSCF0157.jpg屋台DSCF0223.jpg屋台DSCF0168.jpg

出勤前に朝ご飯なのか昼ご飯なのか、屋台でたくさんのご飯を買い求めている
タイ人の姿をたくさん見かけました。
そして屋台のなんて多いこと!種類もたくさん!

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屋台の食事は避けた方がいいとも云われたけど、全然気にせず食べてました(笑)。
一度だけ一緒に行った同僚がタイ料理に飽きた、と云うのでイタリアンレストランに
入ったけど、高いし(日本円では普通だけど)おいしくないし、
タイ人がたくさん集まるところで食べた方が絶対、安くておいしかったです。
確かに旅行者には食中毒はコワいけど・・・マイペイライ!

ミシンDSCF0161.jpg屋台DSCF0178.jpg
ご飯DSCF0238.jpg屋台DSCF0188.jpg

何が入ってるのこれ?てものも、果敢に食べてました。
たいていの食事はだいたい30〜50バーツ(およそ90円〜150円)で、
ビールは20〜30バーツ(およそ60円〜90円)。
タイ料理は毎日毎食食べてても、私は全然飽きませんでした。
シンハービール最高!

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宿は安く済ませるためにゲストハウスに滞在。
まるで独房です(笑)でも面白かったなぁ。

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私基本、うっかりのおっちょこちょこいなので、今回もその能力を存分に発揮!
宿の地図を持って行くのを忘れて、このゲストハウスに辿りつくまで、
しばらくタイの街を彷徨いました・・・。

3万と云うタイ国際航空の格安航空券のため、夕方日本を出発して夜に空港に着いた私達。
空港バスの最終バスになんとか間に合って、宿の最寄り駅に辿り着いたはいいものの、
ち、地図がない・・・。
通りの名前はかろうじて分かっていたし、駅から歩いて3分くらいの場所のはず
だったので、しばらくうろうろしてましたが、ない!見つからない!
とやや焦っていると、タイ人がどうしたんだ?と話しかけて来ます。

「”Be Friend”っていうゲストハウスに行きたいんだけど知らない?」と私が訊くと、
「ゲストハウスはこの辺にいっぱいあるしー・・・」と分からない様子。
するといろんなタイ人に訊いたり、その辺にいるタイ人も何事かと集まって来るので、
入れ替わり立ち代わり、えらい人数の人たちが探してくれました。

そしてみんなで30分くらい探しまわってくれた結果、本当に駅前にあり無事到着!
スーツケースまで運んでくれたり、お世話をかけたので、
最終的に連れて来てくれたタイ人にチップをあげようとすると、
「いらないよ!気にしないで!」との優しいお言葉。
タイ人ってなんていい人たちなの!

私達が出会ったタイ人はみんないい人達でしたネ。
確かに日本人と思ってふっかけてくる人もいたけど、負けずに値切りに値切ったし、
ある程度相場とか基準を頭に入れておけば、カモられることはないですねー。

ただ乗り物の相場はよく分からなかったので、もうちょっと値切っても良かったかも。

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とりあえずトゥクトゥク、バイクタクシー、パブリックタクシー、バス、地下鉄・・・
と一通りの乗り物にのりましたヨ。

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電車はぼられることがないので安心。しかもとってもキレイです。

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これは両方とも切符です。紙の切符はありませんでした。エコ?

切符DSCF0233.jpg切符DSCF0196.jpg

そうそう肝心のスクールはこんなところ。

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思いっきり日本語で書いてます!(笑)
本来ワットポーというお寺でタイ式マッサージは修行出来るのですが、
日本人向けの分校がこちらでして、先生はある程度の日本が話せるので非常に便利。

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ただし日本人向けなので割高です。
私としてはこんなクーラーのきいた綺麗なところじゃなくて、本校のお寺に行きたかった
のですが、向こうに滞在出来る日数も限られていたし便利だったので、
結局こちらでお世話になりました。

朝から晩までマッサージの勉強をして、おいしいものを飲んで食べて、
ぐっすり寝る、というタイでの生活は本当に楽しかったです★
今度は違うコースを受けにまた行こう〜っと。

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タグ:タイ
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冬眠からの覚醒 [猫]

子猫に起こされ、冬眠からやっとこさ起きましたよ〜。
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おうちにまたまた子猫が来ました[黒ハート]
友人宅の子猫を頂いて、毎日すくすく育ってますヨ。
名前はライトです!
私の敬愛するフランク・ロイド・ライトからお名前を頂きました。
コルビジェと迷いましたが色的にライトかと思って。

しかしうちの家族は思い思いの名前を呼んでいるので、
ライトと呼んでいるのは私だけ・・・。

チビ、チビ太郎、チビ助、チビトラ、怪獣チビラー、チー、チー助、チッチキチー・・・
何でも振り返ります(笑)
そして何でも食べます。
もものご飯の横取りはもちろん、目を離した隙に私のご飯も食べられます。
ロールパンとか、お米とか、豆腐とかも・・・本当においしいのだろうか?
そしてライトが食べてくれる分、ももは益々偏食してカニかましか食べません。
うーむ。

・・・猫ももをお迎えした時はとっても身構えてしまったけど、
今回は本当に心からぎゅっ、てしてしまった私です。

新しいものを迎える気持ちって、やっぱり素敵なものですね。

冬眠からはもう随分前から覚醒していて、新しいことをどんどん始めては
いたのだけれど、始めた分、もの凄く忙しくせわしなく毎日を過ごしておりました。
ライトの子育てもまだまだ大変だし[あせあせ(飛び散る汗)]

これからまた時々、こちらで私とお付き合い頂けたら幸いです。

まずは・・・今日これからタイに行ってタイマッサージの修行に行って来まーす。
See you soon !

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Eli Eli Lema Sabachthani

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あぁモネのような空だ、と思って思わずシャッターを切りました。
最近はすっかり寒くなりましたね。
空の彩りも面差しも、少しずつ変化していて私はまだ、その変化に上手く
馴染めないでいます。
そうぼんやりと思っているところに友達から「君の季節が来てるね。」とメールを
もらって、「あぁ、そうかそうか。」と独りごちて、ふふふ、と笑ってしまいました。
そうなのだ。冬こそ私の季節なのです。冬がいっとう、好き。

・・・また、しばらく言葉が綴れないでいました。
自分の思いを何か伝えたいと何度も試みてはみるものの、多くの感情が押し寄せ、
何を言葉にすべきか頭が飽和していました。
夏くらいから「これは神様に試されているのかしら?」としか思えないような
奇妙なことがたくさんありまして、これを乗り越えれば・・・と、
耐えて堪えて努力してきたつもりでしたが、上手に乗り切ることは出来ませんでした。
完全に喪失した自信を取り戻す術も見つからず、それよりも何よりも、
完全に喪失された信頼を回復することは、並大抵の努力では足りなかったのです。
許されてなどいないのだ。
それを認めるのが、あまりにも恐ろしくて、仕様がない。

他人を許容し、自分を許容をすることを、死ぬまで繰り返さなければならない、
と云うその真実は、やっぱり何度考えても気の重い作業です。
自分を変えると云う作業も、もうくたびれた。
孤独を伴侶に生きて行くことの方が、どれだけ楽かと時々、考えます。
そしてやっぱり、他人と関わりたいと切望する。その、繰り返し。

結局私は、他人を信じてはもちろんいるけれど、「信頼する」と云う、
信じて頼って委ねて素直に従って、と云う気持ちが本当に本当に足りないのだ、
と云うことに、よくよく気付いたのでした。

「ごめんなさい」は始まりであり、「ありがとう」は続きであるけれど、
「ごめんなさい」も「ありがとう」も、「さようなら」と同義の時もあるのですよ、ね。
私はいつだって、「ごめんなさい」も「ありがとう」も覚悟が足りないのだ。

・・・少しの間、冬眠します。
今はこんな言葉たちしか出て来ずにごめんなさい。
なんだか、順序立てて話しをすることが少し困難で、声は大きくなったり小さくなったり、
食事はたくさん食べたり、ちっとも食べれなかったりで、自分でもちょっと変だなぁ、
と思っているのです。
少し冬眠すればまた元に戻れるはずなので、またお会い出来たらと願っています。

またね。

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富山旅行 [旅]

富山旅行へ行って来ました。
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富山県・室堂

二年ほど前から黒部ダムに行ってみたいなぁと常々思っていたところ、
母が急に「黒部ダムに行きます!」と宣言して来ました。
父も私も「へー。いいね。」の二つ返事で議案は決議され、
先日家族三人で富山旅行に行って来ました。
乗り物好きはきっと一度は憧れるアルペンルートです!(笑)

一日目はまずバスにて富山市内へ。
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富山地方鉄道市内電車・大学前・富山駅→南富山駅

富山駅周辺には路面電車が走っています。
ゆっくーりちょこちょこと走る姿がとってもかわいい〜。
でも雨の時はバスより早い時もあるみたいで、なかなか侮れません。
以前父はよく仕事で富山へ来ていたらしいので、父の案内で駅周辺を
この路面電車を使って散策して来ました。
まわりに気を配って相談したりするタイプの父ではないので、
父はスタスタ、母はブツブツ、娘はキョロキョロ(時にパシャパシャ)、
と各自バラバラに歩いていたので他所様からは団体に見えなかったかも(笑)。

真っ暗だったけど富山城         これは一体・・・騒音計が街中にありました
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一泊して次の日はバスにて立山駅へ。
立山駅→(ケーブルカー・7分)→美女平→(立山高原バス・50分)→室堂
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ちなみに美女平から室堂に行くまでの50分間は生憎の天候。
霧の中なので外の景色は何も見えません〜。
本来は高山植物とか滝とか、いろいろ楽しめたはずなのですが・・・。

しかし室堂に着くと・・・
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急に雲間が見えて来て、みるみるうちに晴れて来ました。
室堂は本当に別世界のように美しく、思わず体が震えました。
こんな景色を見て来ないで、私は今まで日本の何を理解していたのだろう?
とさえ思いました。

父は昔から山男で、この周辺の山々(槍ヶ岳とか)をよく登っていたため山には詳しく、
あれが何山、これが何山といろいろと説明してくれました。
あんな景色を見ると、登山する人の気持ちが少しは分かりますねー。
私が興味を示したのが嬉しかったのか、父は私に
「今度は上高地に行かなきゃな!」と笑顔で云っておりました。
実際行くとなるとちょっと億劫になりますが、もう父も還暦越えたしね、
一度くらい一緒に行っておこうかなぁ・・・でも、山登りかぁ・・・。

一時間ほど室堂を散策した後、次は大観峰へ。
室堂→(立山トンネルトロリーバス・10分)→大観峰→(ロープウェイ・7分)
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ここのロープウェイは景観保護のため支柱が一本もありません。
1.7km、7分間の道のりの途中に柱が一本もないんですよ?!
しかも・・・
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生憎の天候で何も見えません(泣)。っていうかコワい!コワすぎる!

そして今旅のメイン・黒部ダムへ。
黒部平→(ケーブルカー・5分)→黒部湖→(徒歩15分)→黒部ダム→
(関電トロリーバス・16分)→扇沢
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黒部ダム放流中〜。
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あんまりに巨大でとても驚きました。遠くから見るとまるで要塞です。
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しかもとても山深く険しいところにあるのです。
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自然の美しさに圧倒されると共に、こんなところにこんな巨大なダムを造った
昔の日本人に脱帽の思いです。
このダムを造る過程で100名を越える多くの方が亡くなったようですね。
知人のお父様はこのダムの建築に関わったそうですが、それはそれは過酷な労働だった
そうです。
しかも土砂崩れなどに巻き込まれ、生き残ったがために犯人扱いされたりと、
いろいろと苦労されたお話しも最近、耳にしました。

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仏教的にこういう気持ちを「御陰さま」と云うのだろうなぁ、と思いながら、
見上げた空は最高に綺麗な青空でした。
先人というのは本当に凄いものですね。そして自然も。

自分の甘っちょろさを身にしみた旅でした。

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