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継続 [音楽]

 グスタフ・マーラー・オーケストラを聴いてきました。
マーラーのチクルスをやるとんでもないオケです。
知り合いが何人か乗っているのですが・・・みんな好きなんでしょうね、マーラーが・・・。

今回の曲は交響曲3番です。
えっっっ!3番って。と思わず突っ込みたくなるくらい長い曲。
1曲の長さがおよそ100分くらい。ギネスに乗ってるそうですね。

マーラーは呼吸が苦しくなるので、余程体力がある時にしか普段聴かないのですが、
聴き終わるとやっぱりぐったりしました。きゅう。
しかしまだ理解出来るような余裕が私にはないようです。
面白い曲だとは思うんですけど。

でも自分で5番を演奏した時は、なんて曲なんだろうって呆然とした記憶があります。
マーラー自身が演奏者を信用してないんですよね。
なんだかそういう雰囲気が譜面から伝わって来て、悲しくなってしまうんです。
緻密で孤独なマーラー。

以前私の敬愛する指揮者のチェリビダッケが言っていたことを思い出します。

 ブルックナーは終われるから始められる。でもマーラーは終わらないから始められない。

チェリビダッケはブルックナーを愛し、マーラーは振りませんでした。
その言葉を聞いた時、これ以上ないくらい納得してしまったのですが、
今日3番を改めて聴いてみて、マーラーの交響曲全部がきっと繋がりを持った
交響曲なんだろうな、と実感しました。
10番を途中まで書き死んでいったマーラーの交響曲たちは、今もなおマーラーへ
繋がろうとしているのでしょうか。


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