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暑中お見舞い [建築]

暑中お見舞い申し上げます

梅雨も過ぎ去り、今は夏只中。
皆さまお変わりありませんか?
まだまだ暑い日が続きますので、どうぞご自愛下さいませ。

…私の方は、と云いますと、先日ビアガーデンに行って来ました。
極めて夏らしく、かつ子供には味わえない夏の醍醐味ですよネ。


『自由学園・明日館』フランク・ロイド・ライト(1921年)
DOCOMOMO#022

こちらに、書いておきたい、残しておきたいと思う記憶や思いを抱えて、
PCには向かってみるのですが、なかなか気持ちがぴったり来ません。
夏だからなぁ・・・夏って苦手だわー。

でも、しばらく人と会うことをちょっとお休みしていた私も、少しずついろんな人と会うことをまた、
始めています。
なんだか最近は特にいろんな種類の方とお会いする機会に恵まれまして、
自分の気持ちが追いつかないくらい(笑)。
大学教授、ニート、アイヌ人、翻訳家、警視庁の方、宗教家・・・などなど。

世の中にはいろんな職業の人がいて、いろんな信念や信仰を持っていて、
いろんな立場の人がいて、いろんな人と結びついている、
と云う実感を最近、改めて強めています。

ってことをお酒飲みながらね、考えたりしています。

大人なのでね。

先日、時々行くバーのマスターがこんなことをおっしゃてました。
「お酒にもね、出会いがあるんですよ。
その時の自分の好みや、その時の自分の気持ちにぴったりと来る、お酒との出会いが。
いろんなお酒を飲んでみて、分かってくるものがあるんです。
そういう出会いをした瞬間の喜びに優るものはありません。」

なるほど。「音楽と同じですね」と私が云うと、
「そのとおり」とマスターは嬉しそうに、柔らかく微笑みました。

そちらのバーは私が訪れると必ず、サックス奏者の清水 靖晃さんが演奏した、
バッハの無伴奏チェロ組曲をお店で流してくれます。


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ル・コルビジェ展~夏季休暇Ⅳ [建築]

夏休み、終わり

【ル・コルビュジエ展:建築とアート、その創造の軌跡】

会場:森美術館
〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー(53階)
TEL:03-5777-8600

2007年5月26日(土)~9月24日(月・祝)
開館時間:月・水-日10:00-22:00|火10:00-17:00|


ここ最近一番行きたいと思っていた展示会に、ようやく足を運んできました。
これはとーても面白い!
建築にそれほど興味のない人も楽しめるような造りになっていて、
コルビジェについて大して知識のなかった私ですが、だいーぶ勉強になりました。
フランク・ロイド・ライトがものすごーく好きな私は、今までライトライト♥と思ってたけど、
すっかりコルビジェファンになってしましました。
ホント、コルビジェ♥ってすごい。

展示は絵画、模型、映像、ユニテ・ダビタシオンなどの原寸大の再現等々、多岐に亘っており、
その展示の仕方も面白くて、1日いてもちっとも飽きない。
実際、私は5時間くらい夢中で見ていました。

しかし何より彼の作品の数々の素晴らしさに、すっかり魅了されてしまいまして、
もう今すぐフランスに飛んでしまいたいと思いました(笑)。
(彼はフランスに多くの作品を残しているので)

日本にも、コルビジェの建築がひとつだけあります。
上野の国立西洋美術館。
これがまたコルビジェらしい建築です。
コルビジェ建築の特徴的な形態としては、四角くて真っ直ぐで白い箱のようなカタチ。
(モダニズム建築の特徴とも云いますが)
今でこそよく見かける建築に思えるのですが、これって彼が造り始めたカタチなのです。

コルビジェはその才能をあらゆるところで試し続けました。
パリ、ロシアなど、各国の都市計画のコンペに何度もチェレンジし続けましたが、
彼の当時としては斬新なそのデザイン性や建築論は受け入れられず、
実現したのはインドのチャンディガールだけ。

でも彼の都市計画論はその後の、私たちが生きているこの時代にも、多大な影響を及ぼし続け、
現在、彼のやりたかったであろう都市計画が、今まさに世界各地に存在しています。
ここ日本でも。六本木や、表参道、あらゆるところで。

時代がようやくコルビジェに追いついてきた。
そう思いました。

もちろん賞賛と批判は常に同居していて、彼の建築論や、モダニズム建築自体が
壊してしまったモダニズム以前の建築の良さもあるのだと思います。
四角くて無味乾燥な超高層建築が建ち始めたのも、このモダニズムの流れがあってこそだし。

物事の価値基準は各々のものだし、それぞれの立場や意見があるのは世の常。
自分がいいなぁと思うものが、出来るだけ多く残ってくれればいいなぁ、
とただ単純に祈ることしか私には出来ません。

でも彼の建築はロンシャン教会や、去年ついに完成したサン・ピエール教会などを見る限り、
モダニズム建築の定義からは随分と離れており、かと云ってポストモダンとも違う、
何の言葉も当てはまらない、「コルビジェ」でしかない建築だと思います。

彼を代表とするモダニズム建築を支えていたのは、鉄筋コンクリート造や鉄骨造という新しい技術で、
石造・煉瓦造が持っていた制約から開放されたことにより確立されました。
今では至って普通のその技術が、当時としては画期的な建築技術だったのでしょうね~。
建築に携わる仕事をしている身として、そんな時代の流れの存在を改めて感じられたことで、
私にとってとても意義のある展示会でした。

普段、忘れていることってたくさん、ある。
でもそれをせめて「思い出せる」くらい、刺激を求めるための行動を、
常に起こしていたいと思うのです。

答えは、自分の中ではなく、自分の外にある。

守り続けるだけではなく、常に実践し続けた彼の行動そのものが、
私を大きく揺さぶりました。

出発点は、誰にでもある。


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中銀カプセルタワービル~collection13~ [建築]

『中銀カプセルタワービル』黒川紀章(1972年)

今年の4月、以前より老朽化による建て替えが検討されていたこのビルも、
区分所有法に基づき取り壊しがとうとう決定されました。
誠に残念ですが、建物も生き物。
いつかそういう日が訪れます。

取り壊しになる前に是非見に行こうと思い立ち、先日別れを告げに行ってきました。

生憎、現在は入り口横にあるモデルルームも閉鎖されていて、
お部屋の中は見られませんでしたが、しばらく覗き込み、細部も確認してきましたよ~。
管理人さんに交渉しようと声をかけましたが、にべもなく断られました(笑)。

このマンション、外観から見てるとどういう風にカプセル(部屋)が繋がっているか想像出来ないので、
是非マンション内に入りたかったなぁ。。。
このblogを偶然お読みになったマンションのオーナー様、是非ご連絡下さい(笑)。
いや、本気で見たいので・・・是非!

もう30年以上前の建築なのに、何故か『近未来』という言葉を彷彿とさせるこの建築物。
お部屋の設備も昔思い描いた21世紀な感じで、とっても微笑ましいんです~。
ドラえもんみたいで本当かわいかったぁ。
いえ、馬鹿にしてる訳では全然なく・・・見て頂ければ分かります!

すぐ側にある汐留との時代の差が、ちょっと切ない気分にさせます。


今まで、お疲れ様でした。ありがとう。


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白の家~collection12~ [建築]

『白の家』篠原一男(1966年)

DOCOMOMO#084

お久しぶりです。お元気ですか~?
こちらは元気ですよ。

しばらくはうまく世界に馴染めなかった私も、ようやく今を受け入れつつあります。
心が上手に開けてない時期にお会いした方たちの目に、私は幾分か陰鬱で傲慢に
映ったかも知れません。
もしくはそれが自分の本質なのかと考えもしたけれど、内よりも外を、前よりも次を、今よりも先を、
考えることの方が大事なことだと思ったので、私は再びこうして、何かを外へ発信すべく、
PCの前に座っています。

私の前に訪れた大きな別れは、私を何度も抑圧しました。
それでも日常は変わらず私を取り巻いている。
その奇妙さに、私は困惑し続けていたのです。

「日常に飲み込まれて、どれが傷なのかわからなくなっちゃうんだ。でもそれはそこにある。傷というのはそういうものなんだ。これといって取り出して見せることのできるものじゃないし、見せることのできるものは、そんなの大した傷じゃない」(『ダンス・ダンス・ダンス』村上春樹)

・・・まさに、こんな感じ。
この文章を理解するために、私のこの経験はあったのかしら、と思うほどです。

でも・・・どれほどの傷であったとしても、
私は、この「痛み」を忘れてしまうでしょう・・・・。

それがなんだか、とても悲しかったのです。
これはとても非建設的な考えだとは思うけれど、今私が抱えているこの痛みを、
充分に感じたかった。充分に悲しみたかった。

この2ヶ月の間、そんなことを考えていました。
もちろん、前の記事に書いたようなことを、私は大袈裟でなく思っていたけれど、
それでも誰かと何かを「共有する」喜び自体を、忘れた訳ではありません。

これからも、誰かと、あなたと、
何かを共有し続けられれば、と切に願っています。

何も聞かずに待ち続けてくれた友人に、感謝します。
温かい言葉をかけてくれた友人に、感謝します。
心に懸けてくれた友人に、感謝します。
そしてあなたに、感謝します。

ありがとう。

・・・先日、建築家・篠原一男の設計した『白の家』が移築されるというので、見に行って来ました。
それはとても温かで、親密で、柔らかい空間だったので、
私はその中でゆっくりと心を開くことが出来ました。

しばらく後悔や、悲しみ、怒りなどと向き合いながら、そのエネルギーを別の形にすべく、
自分にいろんなものを課していた私ですが、それはとても窮屈で忍耐の要る時間でした。
それが、ふっと力が抜けるような感覚を覚える優しい空間に、私は身をおく事が出来ました。

部屋の中は撮影が禁止されていたので、以前雑誌に載っていた写真を。

天井が高く、とても広々としたリビング。

リビングの外側。

大きな窓枠。

この家のようには、まだまだ充分に、心を開けていないけれど、
少しづつ、ゆっくりと。

日々を向かえていこうと思います。

また、こちらに足をお運び頂ければ幸いです。


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旧岩崎邸~collection11~ [建築]

旧岩崎邸(1896年)/設計・ジョサイア・コンドル

住所:台東区池之端1-3-45

久しぶりに東京の街歩きをしてきました。
東京にもまだまだ見に行ってない、いい建物がたくさんありますね~。

旧岩崎邸は明治から昭和にかけての実業家で、三菱財閥創始者・岩崎弥太郎の長男、
岩崎久弥のかつての住宅です。
設計者は上野の博物館(現在の東京国立博物館)や鹿鳴館を設計した、
イギリスのジョサイア・コンドル。
以前は事前予約を入れないと拝観出来なかったのですが、2003年から一般公開が
開始されています。

明治時代らしい瀟洒な建物。

こんなところに住むってどんな気持ちなんでしょう・・・?落ち着かない・・・。

とってもゴージャスな造りで、なんだか「好きな建築物」ではないのですが、
細工はとっても細かくて素敵で、そういう細部を見ると思わず、にやりとしてしまいます(笑)。

中央階段

ベランダのミントンのタイル

ミントンはイギリスの陶磁器メーカーのあのミントンです。かーわいいね^^

和館もあり、やっぱりこちらの方がほっとします。
多分、岩崎さんもそうだったんでしょうね~。

でも、ビリヤード場なんてものもある。むむむ・・・。

でも、かわいいなぁ。

撞球室天井

日は、今日も暮れていきます。

過去も未来も。


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群馬音楽センターと高崎の空 [建築]

「ひとつの都市にひとつのオーケストラとひとつの音楽ホールを」

群馬音楽センター』アントニン・レーモンド/1961年

群馬交響楽団の拠点「群馬音楽センター」はチェコの建築家、アントニン・レーモンドの
設計によるものです。
レーモンドは1920年、フランク・ロイド・ライトと共に帝国ホテル建設のために来日し、
建設後も日本に留まって事務所を開いたため、日本には今尚数多くの建築物が残っています。
群馬音楽センターはそのレーモンドの代表作と云える作品です。

私の母の実家が高崎で(正確には吸収合併で今年の4月から高崎に・・・笑)、
先日5年ぶりくらいに母と田舎へ帰った時に、叔母に無理云って連れて行ってもらいました。
その日はちょうどイベントの入っていない日だったので、独り占め出来たのが嬉しくて
はしゃいで見てました。きゃっきゃっ。

正面入り口

横のぎざぎざ                    ぎざぎざ奥におうちがたくさん

このぎざぎざがかわいい!と思って建物をぐるっとすると、その奥に更にお部屋が並んでいました。
ここは控え室なのか会議室なのか・・・?
並び方がかわいいわぁ。

2階ロビー

私自身、音楽をやる人間なので色々な音楽ホールで演奏したり、
聴きに行ったりもしますが、こんな広々とした気持ちのいい光の差し込むロビーのある
音楽ホールは、そうないと思います。
階段を上ってこのロビーに着いた時、なんだか胸がいっぱいになりました。
日本にこんな素敵な音楽ホールを残してくれて、本当に有難いなぁと思って・・・。
左に見える奇妙な壁画はレーモンド自身によるフレスコ画(漆喰壁が乾ききらないうちに
顔料を水に溶いて描くもの)です。

天井もぎざぎざ                   お外の電話BOX 

お外の電話BOXかわいかった^^
でもこれはレーモンドではありません~。

建物の中から眺める高崎の空はどこまでも高く、この音楽ホールは「高崎だから素晴らしい」の
だと理解しました。

建設費の半分は市の予算で、残りの半分は市民の寄付金によって賄われたというこのホール。
当時の高崎市民にとって、待望の音楽ホールだったことは想像に難くありません。
「ひとつの都市にひとつのオーケストラとひとつの音楽ホールを」というスローガンを掲げて
出来上がったこの建物は、高崎市民の音楽やイベントの場として現在も親しまれています。

次は群響を聴きに来ようと思ってます♪

…ところで私もようやくハイパーリンクを覚えました^^
やったやった。なんだ簡単じゃ~ん。


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赤坂 [建築]

 今日は赤坂でちょっと贅沢に前沢牛を食べようと思ったら、予約もせずに行ったので、
残念ながら入れませんでした。
ですがふと、そのお店のある全日空ホテルから外を眺めたら、
なんだかとても奇妙な建物を発見!
思わず見入ってしまいました^^

下に降りて道にあった地図で確認したところ、アメリカ大使館宿舎であることが分かりました。
当然中には入れません・・・。もっと近くで見たかった~。

アメリカ大使館宿舎/1983年  港区六本木
ハリー・ウィーズ&アソシエイツ

近くにもまだまだいい建物たくさんあるなぁ、とつくづく思いました。

前沢牛は食べられなかったけど、以前セブ島で一緒に潜った方が経営されている
赤坂の「観世水」というお蕎麦屋さんに顔を出してきました。
予想以上においしくてびっくり!
いろいろサービスしてくれたし、お店の感じもいいし、何よりお蕎麦が本当においしい!!
それ以外にもだし巻き玉子もおいしかったし、鮪なんて口の中で一瞬でとろけちゃう!
また是非行こうっと。


興奮 [建築]

 今日サッカーのW杯が開幕しますね。
サッカーはちっとも詳しくないのですが、流石にW杯となると気になるところですよね。
日本代表応援してます。

昨日友人から電話があり、今日お昼頃、ドイツに向けて出発するそうです。
飛行機の中で寝るために夜通し飲んで出発するとのこと。
まだ飲んでなかったはずなのに異様に興奮していて、いつもより更に饒舌で、
喋り方もなんだか剣々していたし、友人の熱狂ぶりが面白かったです。
いやいや。人の真剣を笑ってはいけない。
寝る前だったこともあるけど、友人のあの勢いに圧倒されて「ふ、ふうん。」と
いう感じで聞いていました。笑。

友人の話しに寄るとNEWSでもやっていたけど、チケットの問題が結構いろいろ発生しているらしく、
その友人は一週間くらい前にやっと手元に届いたようですが、
周りの人でまだ届いてない人は結構いるらしいのです。
出発はもうしなければいけないので、現地のホテルで受け取るとか。
届かなかった時のことを考えると恐ろしいですね。
でもそれでも現地で応援出来るだけでも嬉しいんでしょうね~。

ところで私が一番注目しているのが今回開催されるドイツのスタジアム「アリアンツアレーナ」。
あの造形すごく素敵ですよね!!
友人とは別の意味で写真を見て思わず興奮してしまいました!
建築はスイスのジャック・ヘルツォーク&ピエール・ド・ムーロン。
日本でもPLADA青山店のガラス張りのあの建物は有名ですよね。
先日お仕事で青山に行った時に初めて見ましたが、思わず釘付け。
セミナーに遅刻しそうだったので、写真は撮れなかったのですが、
見れたことに感激しました。きゃ~。

友人は現地であのスタジアムを見てくるのかと思うと、非常に羨ましいです!
あの繭のような造形。斬新だわぁ。



台場~collection8~ [建築]

 昨日のハコは「Zeep Tokyo」、お台場でした。
私そういえばお台場に行くのは3回目でした。あの混雑加減がどうも苦手で・・・。

でも前々から興味があって是非見に行きたいと思っていたのがフジテレビ。
言わずと知れた日本建築界の巨匠・丹下健三の建築物です。
時間が上手に取れなくて結局近くで見れなかったのですが、
ライブハウスに行く前に遠目で眺めてきました。

しかしZeep Tokyoから見ると裏側にも関わらず、遠目にも関わらず、
一目でフジテレビだと分かるところが既にすごいと私は思います。
裏側からはあの球体が綺麗に見えないんですけどね。
でも建築物はあらゆる方向から眺められるのがいいと思うので、
そういう点でいい立地にありますよね、あの建物。

好き嫌いで云えば丹下作品は特別好きではないのですが、
好き嫌いといい悪いは違いますよね?
あの建築物はやっぱりいいですよ!
丹下スタイルを貫き、時代性を感じさせないモダンな建築。
以前I・M・ペイが云っていた「50年後にはどうか?」という建築の尺度に、
まさにあてはまる作品です。

去年亡くなった時、ひとつの時代が終わったなぁ、と郷愁の思いでNEWSを眺めましたが、
いまなお鮮烈な印象の建物群を見ていると、
まだまだ丹下さんがそこに息づいているのを感じました。
今度はもっとゆっくり眺めたいなぁ。



明治~collection7~ [建築]

 今日はお仕事で駿河台に行ってきました。
通り道にニコライ堂がありましたので、ちょこっとだけ立ち寄って来ました。
ニコライ堂は通称で、正式名称は「東京復活大聖堂」です。
ニコライは日本に東方正教会をもたらしたロシア人修道司祭の名前にちなんでいます。

鹿鳴館で有名なコンドルの建築として多くに知られていますよね。
中を見られなかったのが非常に残念ですが、聖歌隊が歌を捧げている時間に居合わせたので、
なんだか少しだけ静かな気持ちで、会社への帰路に着きました。

私「明治時代」の雰囲気に弱いです。
あの日本文化と西洋文化が融合した中途半端な文化の成り立ち方が好きです。

今度は中が見られるようにミサにでも行こうかなぁ。





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