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WoddyでJazzyな音楽 [音楽]

閉鎖的な場所 開放的な音楽

吉祥寺のジャズバー『sometime』に行ってきました。
ジャズは普段それほど聴く訳じゃないのですが、同僚や友人にジャズ好きが何人かいるので、
影響を受けてほんの少し触れているくらい。
でも音楽なら大抵何を聞いても楽しめるので、生演奏はとても最高でした。

座った席がドラムの後ろの席だったので、ドラムの動きをついつい夢中で見てしまいましたね。
右手、左手、右足、左足で違うリズムを刻んでいるので、その動きが不思議でしょうがなくて・・・。
私自身はチェロをやるのですが、チェロは右手と左手の動き自体は違うにしても、
全く違うリズムで片手づつ音を出しながら足も動かして・・・となると、
どういう風にリズムを感じればそんな動きになるのか、本当に不思議でしょうがない。
特に自分がやっているオーケストラには、ドラムを使った曲は滅多になく、
それこそガーシュインとかJazzyな曲でない限りお目にかからないので、
とても珍しく動きを観察してました。

それで思い出したのがウディ・アレン。
私ウディ・アレンの映画が大好きで、彼は映画監督の傍らジャズ・クラリネット奏者として、
今でも活躍中だという記事を以前どこかで見かけて以来、とてもそのことについて
気になっていたんです。
『アニー・ホール』でアカデミー賞最優秀作品賞と監督賞を取った時に、授賞式には出ずに
ジャズ・クラブでクラリネットを吹いていたという彼のエピソードはあまりにも有名ですが、
今でも現役で吹いているという事実に、とても興味を覚えました。

昨日の演奏にクラリネットはなかったのですが、なんだか妙に彼の映画を思い出しまして、
思い出してはにやりとしていました。
ウディ・アレンの映画って爆笑というより、シニカルでセンチメンタルでナンセンス。
本当に「にやり」という感じで、でもどこかお洒落なのです。
『アニー・ホール』は本当に大好きな映画です。
1977年/アメリカ

そのウディ・アレンのCDがあるというのは知っていたのですが、
今日無性にそのCDが聴きたくなって、お店で探してみたところすぐ見つかりました!!
ほらね。
これを仕事場で今かけていまして、しばらくWoddyでJazzyな音楽をかけながら、
楽しくお仕事が出来そうです。


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世界 [音楽]

ふと見上げた掛川の空は夏色。

昨日は「ap bank fes'06」に行ってきました。
坂本龍一、桜井和寿、小林武史を中心としたap bankという非営利組織がもとになり、
去年から始まった掛川の「つま恋」での野外ライブ。
ap bankは自然エネルギー、省エネルギーなど環境に関するさまざまなプロジェクトに融資をする
ための非営利組織で、どう使われるかが把握できない自分たちの預金を、自分たちの望む使いみちにのみ運用している「市民のためのバンク」なのだそうです。

その活動として桜井和寿と小林武史が始めたのが「bank band」。
自分たちがやっている音楽を通じて、現在ある環境問題について知ること、
その問題に対してアクションを起こしている人々と繋がること、
そして、その活動をap bankを通して知ってもらうことで、
誰かのきっかけをつくることができればという想いから出来上がったバンドなんです。

その意思がね、とてもいいですよね。
今自分に出来ること。
世界と関わること。
人と繋がること。
それについて考えることが素敵なんです。

そしてそれに賛同したアーティストが集まって輪が出来て、
去年も行ったんですけど、とぉっても素敵なライブなんです。
どう?すごい人、人、人。

昨日参加したメンバーで特に良かったのが何と云っても小田和正。
「言葉にできない」「愛を止めないで」を歌ってて、もう胸が締め付けられるように、
とっても切ない気分になりました。
オフコース時代は人と関わるのも面倒だったし、周りが信用出来なかったし・・・
と語った小田さん。
あんなに素敵な歌を歌う人なのに?!
でも傷ついたりを繰り返して、きっとあんな素敵な歌が歌えるんでしょうね。
その小田さんも、今は人と関わるのがとっても楽しいそうです。
なんかね、言葉に重みがありますよ、このヒト。

あとね、私の大好きな一青窈。
新曲の紹介をした一青窈の台詞はちょっとすごい。

世界が何のためにあるのかわからないので
ちょっとだけ嘘をつくことにする
世界が何のためにあるのかじゃなくて
あなたや私が世界のためにある
って

これ自分で嘘だって云ってるところがいいんです。
自分でも信じられないって分かってて、でもそう思いたいって祈ってるその姿勢。
素敵だなぁ、かわいいなぁって思います。
「天道虫(テントウムシ)」って曲。
リリースされたら聴かなきゃね。ふふ。

こうして自分と世界との繋がりを作ること。
それが大それたことではなく、自分に出来るひとつひとつから、
「繋がって」行けるといいですよねぇ。

だって寝転んだ空はこんなに愛おしい。







確認 [音楽]

 昨日は所属しているオーケストラの演奏会本番。
今回はお休みしていたので、裏方のお手伝いに行ってきました。

オーケストラの素晴らしさも再確認したけど、
自分のところのオケながら、いいオケだなぁとつくづく思いました。
リハーサルを客席で聴いていて、なんだかそれがとても嬉しくて。

今回はベートーベンの交響曲第一番とシューマンの交響曲第三番「ライン」。
どちらも本当にいい曲だなぁって心底思いました。
それは曲の素晴らしさだけを云っているのではなくて、
表現者である私達プレーヤーのお仕事はそれを表現することに尽きると思うので、
そういう意味で充分曲の良さを伝えられるいいオケだと思ったのです。
身贔屓だとしてもね。

次回は秋の試験もあるし、また充分に練習出来ないかも知れないけれど、
私はやっぱりオーケストラをやっていないと駄目なのかも知れない。
そう思って参加することにしました。
それに次はブラームスの交響曲第一番なんです!

やっぱりチェロを弾くのが好きだなぁ・・・私。


練習 [音楽]

 今日は久し振りに何もない日なので、ゆっくりチェロの練習をしていたら、
分かったんですよ!こないだ悩んでいた、先生の言ってることが!!
あっ!!これだ!!!って瞬間はもう大興奮。
本当だやりやすい~って嬉しくて嬉しくて。

ちょっと細かく話すと、右腕の弓の動きの練習で、
私は腕を使いすぎるから、手先で弓を動かせるようになりなさいってことだったんですが、
どうしても腕も手首も動いてしまって、
先生の云わんとしていることは分かるのですが、
どうしたら腕を使わずに弾けるかが掴めなかったのです。

でもそれが先程、急にひらめきました。
まだまだぎこちないし長く続かないけど、これを練習をすれば、
早い弓の動きに対応出来るに違いない。
試しにバッハの無伴奏チェロをちょこっと弾いてみたら、
いつもは遅くしか弾けないところがスムーズに弾けた!
なんだこれっ!て感じ。

梅雨に入る前に調整に出したぽこぺもとても快調だし。
まめに弾いてあげてるからきっとご機嫌なんだろうな。
あんまり嬉しいからもうちょっと弾こうっと。


来日 [音楽]

 最近ラジオでどうもビートルズの曲がよくかかるなぁと思っていたら、
今年は来日40年記念だということです。
来日にしたのは1966年6月29日。
それに伴っていろいろな人がカバーした曲がラジオで流れているのですが、
やっぱり物足りなく思ってしまう。
そんな曲を聴く度に、やっぱりビートルズは特別なのだと感じました。

私はジョンが射殺された前の年に生まれました。
当然、当時のNEWSは記憶がないし、そもそもビートルズの全盛期を全く知らない世代です。
でもいい曲は時代を感じさせない。

ビートルズの曲の良さなんて今更私が語る必要もないんですけどね。
でもやっぱりいいなぁなんてラジオに耳を傾けていてふと考えました。
誰でもいい。もし生演奏を今聴くことが出来るとしたら?
私はビートルズかデュプレ(Cello)かムラヴィンスキー(指揮者)の演奏を聴きたいです。

ビートルズだったら「Strawberry Fields Forever」。
いや「All You Need Is Love」かな。「Michelle」?
ジャクリーヌ・デュプレだったらエルガーのチェロ協奏曲(バルビローリ/BBC響)。
ムラヴィンスキーだったら・・・やっぱりチャイコフスキー5番?6番?

考えているうちにどんどん欲が出てきました。
無理とは分かっていても夢を見てしまいます。
私1960年代に生まれたかったなぁ。


恍惚 [音楽]

 今はモーツアルトの「Ave verum corpus 」を弾いてます。
私この曲を全然知らなかったのですが、モーツアルトの晩年の宗教音楽として、
とても有名な曲のようですね。

先日のレッスンで先生に弾いてもらった時は、モーツアルトにしては随分暗い曲だなぁ、
という印象を受けたのですが、実際自分で何度もこなれて弾いてみると、
その表現は誤っていたことがよく分かりました。

・・・美しい。

自分ではまだ全然この曲の美しさは表現出来ないけれど、
自然と涙の溢れる尊い曲です。
モーツアルトの旋律って無理がなく自然に美しいですよね。

去年ノートルダム大聖堂で聴いたパイプオルガンを思い出しました。
あの教会独特の厳かな響き。
教会のパイプオルガンでこの曲を聴いてみたいなぁ・・・。
レクイエムもそうだけど、やっぱりモーツアルトの晩年の曲は何かがちょっと違う気がします。
好きです、モーツアルトが。


浪漫 [音楽]

 最近ロックバーに行くようになりました。
特別ロックが好きな訳ではないし、詳しくもないのですが、
先日友人に連れて行ってもらって以来、目新しいので思わず昨日も行ってきました。

いまいちロックの定義すらよく分かっていないのですが、
どうやらヘヴィメタもロカビリーもロックの一種らしい、というのをつい最近知りました。
私が辛うじて聴くロックは、ビートルズとボン・ジョヴィだけですけど、
やっぱり音楽を聴くこと自体好きみたいで、何を聴いても全然苦にならないし楽しいです。
下北は音楽の聴けるバーがあるのがいいですね。
そういえばクラッシックバーって云うのはないのかしら?名曲喫茶くらい?

そこのロックバーはリクエストすると好きな曲をかけてくれるし、
店員さんがとてもフレンドリーなので、「ロックバー」のイメージってちょっと入りづらかったのですが、
とても楽しめました^^

先日行った時は大学のオケ仲間と行ったので、ロックバーにいるのにクラッシックの話になって、
ビートルズの「Eleanor Rigby」をかけてもらいました。
私この曲が中学の頃から大好きで、その好きな理由に気が付いたのは、割と最近。一年前くらい。
だってこれ弦楽八重奏なんですよ。
やっぱり私、弦の響きを愛してるんだなぁ、って実感した瞬間でもありました。
「Yesterday」も弦楽四重奏のポールのソロ曲ですよね。
ロックに弦楽を入れる発想ってもの凄いと思います。
ビートルズは何度聴いても全然飽きないです。

「Eleanor Rigby」はポールの書いた歌詞も好き。
エドワード・ゴーリーの絵本に似てるんですよね、雰囲気が。
やっぱり私の趣味はロマンチシズムの域を出ない気がする・・・。


林檎 [音楽]

 今日は「東京事変」のライブです。
椎名林檎時代はよく聴いてたけれど、東京事変になってからはとんと聴いてなかったのですが、
友人から誘われて行くことになり、急いで今聴いてます。

やっぱり声もいいし、歌詞もいいし、曲もいい~。
東京事変になってからはめっきりジャズっぽい曲なども取り入れてアルバム名通りアダルト。
林檎独特のレトロで蓮っ葉な感じが更に洗練された感じです。
一歩路線がずれてしまうと下品に成りかねないんですけど、
いいバランスで下品にならずに均衡を保ってます。

林檎時代に出したDVDが私大好きで、林檎の曲をテーマに小雪と小林賢太郎(ラーメンズ)が
主演しているあの作品はかなり逸品です。
CDをよくよく聴いてあの世界が東京事変にも続いていたのが分かってとても嬉しかった~。

イベントでおおはしゃぎするのも必要。
今日は心してはしゃいで来ます!


生活 [音楽]

 私の生活に音楽が戻って来ました。
もちろん音楽を聴く暮らしに変わりはないけれど、
実際自分が演奏する生活は暫くお休みしていました。

先日レッスンに行ってからまた無性にチェロが弾きたくなって・・・。
こんなに次のレッスンが楽しみで、チェロが弾きたくてうずうずするのってなんだ久しぶり。
期日がないのがいいのかなぁ。
演奏会までに演奏会の曲を、という切迫感がないので、とても自由に弾ける。
今まで演奏会をやりすぎたんだろうなぁ、きっと。
また演奏会をやる日々には戻るつもりだけど、今は今の自分の思いがとても愛しい。

今はコレルリを弾いてます。
イタリアン・バロックですね。こんなの弾くの初めて。
これがまた嬉しい。ふふ。

まだまだ漸くこの生活が始まったばかりなので、持続出来るようにしないとね。
なんて考えてるとまた義務みたいに思って逃げたくなるんだろうな。笑。
自然に。自由に。独創的に。
お話するようにチェロが弾けたらいいなぁ。

うちのぽこぺとは久しぶりに話すので、まだまだ会話自体が出来ないみたい。
気持ちがなかなかぴったりと合いません。
なんか弾いてるとピタッと来る時があるんですよね。
頑張って話しかけ続けようっと。



久振 [音楽]

 随分久しぶりにチェロのレッスンに行って来ました。
2月の演奏会以来、ちゃんと弾くの自体久しぶりになってしまっていて、
体のあちこちが痛いです・・・情けない。

チェロの先生を探す中、一人とても気になった先生がいまして、
悩んでいる間に行った方が早いな、と思ってメールして、
すぐレッスンに行くことになりました。
やめるのはいつでも出来るけど、始めるのはタイミングですよね。

やっぱり行くと全然違います。
教えてもらうことも発見だけど、自分でも「だから弾き辛かったんだ!」という発見が
たくさんあるので、行って良かった、本当に。

オーケストラを少しだけお休みして、じっくりやりたかったことが漸く始められました。
もう暫く、チェロと自分との距離を考えたい。

試す自分。
試される自分。


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