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考察 [日常]

 昨日に続いて「びっこひゃっこ」について考察してみました。
そもそも語源はどこにあるのか、と思って調べていたのですが、
上州・常陸あたりの方言で「ひっこげる=転ぶ」という言葉があるので、
これが転じたものではないかと思います。

「ひっこげる=転ぶ、躓く(つまずく)」の変形で、「ひっこぎる=捻挫する」という言葉もあるので、
足に関して異常が起きた表現が「びっこ」だと思います。
「ひっこ」というのが基本的に「何かが不足している」状態を表す言葉なので、
それが語源で派生した言葉ですね。
例えば現代でも使う言葉で言えば、「ひっこむ」「ひっこ抜く」もこれに該当すると思います。
うちでは「ひっこげる」は使わなかったけど「ひっころぶ」は使っていました。

また「ひゃっこ」の部分ですが「びっこひゃっこ」は幼児語なので、
幼児語でよく使用される反復から来ているのでは?とい思います。
「わんわん」とか「ぶーぶー」とかと同じですね。

あと、後輩が使っていた「びっこたっこ」の方がどうやら広範囲で使われているみたいです。
相馬弁(福島)や下北弁(青森)とか、やっぱり北関東から東北地方にかけて
使われているようです。
幼児はhの発音が苦手なので、「ひゃっこ」より「たっこ」の方が言い易いのだと思います。

以上「びっこひゃっこ」の考察でした^^


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